胆石・総胆管結石
胆石・総胆管結石
胆石症は、肝臓で作られる消化液「胆汁(たんじゅう)」の成分が結晶化し、胆道(胆汁の通り道)の中で石のように固まる病態の総称です。石が存在する場所によって名前が変わり、胆嚢にできるものを「胆嚢結石」、胆嚢から押し出された石が総胆管に詰まったものを「総胆管結石」と呼びます。
胆嚢結石の多くは無症状(サイレントストーン)であり、健康診断の超音波検査などで見つかります。一方で、石が総胆管に詰まると、黄疸や急性胆管炎、急性膵炎といった合併症につながることがあります。無症状であれば経過観察も選択肢となりますが、一度でも症状が現れた場合や、総胆管に石がある場合は、内視鏡治療や外科的手術(胆嚢摘出)による治療が推奨されます。
胆石の症状は、石が存在する場所と、胆汁の流れをどの程度せき止めているかによって異なります。
胆嚢結石の症状(胆石発作)
総胆管結石の症状
肝臓は「胆汁」という液体を1日に約600〜800ml作り出しています。作られた胆汁は「肝管」を通って流れ出し、一部は「胆嚢」という袋に貯蔵されて濃縮されます。食事(特に脂肪分)をとると胆嚢が収縮し、濃縮された胆汁が「総胆管」を通って十二指腸の出口(ファーター乳頭)から分泌されます。
胆石の種類
胆石症の特徴として、胆嚢結石と総胆管結石では「病気が持つリスクの次元が異なる」ことが挙げられます。
コレステロール結石が形成される背景には、生活習慣や体質による胆汁成分のアンバランスがあります。
胆石ができやすい方の特徴(4つのF)
胆石の存在と、炎症や閉塞の程度を評価するため、以下の検査を組み合わせます。
主な検査方法
結石の場所(胆嚢か総胆管か)と症状の有無によって治療方針が異なります。
胆嚢結石の治療
総胆管結石の治療(内視鏡治療)
「脂っこい食事をとった数時間後に、みぞおちから右の肋骨の下にかけて強い痛みが起こる」というエピソードがある場合は、胆嚢結石との関連が考えられます。この段階であれば、計画的な検査と治療が可能です。
以下の症状がある場合は、急性胆管炎が起きている可能性があります。敗血症へ移行するリスクがあるため、救急外来や消化器内科を受診してください。
当院は東新宿駅徒歩30秒・新宿三丁目駅徒歩8分と、新宿エリアからアクセスしやすい立地です。症状や検査結果に応じて内視鏡検査をはじめとする各種検査をご提案し、必要に応じて連携する基幹病院へのご紹介にも対応しています。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。