「胃カメラは苦しい」というイメージをお持ちの方は少なくありません。しかし近年、「気づいたら終わっていた」「全然つらくなかった」という声が増えています。その理由が、鎮静剤を使った胃カメラです。
健診の結果、バリウム検査をした結果が「要精密検査」、「再検査」だった方もいらっしゃると思います。このコラムでは、鎮静剤を使った胃カメラについて、仕組みやメリット・注意点をわかりやすく解説します。
「要精密検査」、「再検査」だった方は、必ず胃カメラを受けるようにしましょう。

「寝てる間に終わる胃カメラ」とは?
鎮静剤を使用して、うとうとした状態で受ける胃カメラのことです。完全に意識がなくなるわけではありませんが、多くの方は「気づいたら終わっていた」とおっしゃいます。検査中の記憶がほとんど残らないため、「苦しかった」という体験をせずに検査を終えることができます。
これが「寝ている間に終わる胃カメラ」の実際です。
鎮静剤を使うとどうなるの?
鎮静剤を投与すると、数分以内にうとうとした状態になります。この状態のまま検査が進み、3-5分程度で胃カメラは終了します。
検査中は看護師が呼吸・血圧・酸素飽和度を継続的にモニタリングしており、安全が確保された状態で検査を行います。
鎮静剤を使った胃カメラのメリット
- 苦痛・不安の軽減:検査中の苦痛や不安が大幅に軽減されます
- えずきが起きにくい:嘔吐反射(いわゆる、オエっ!)が抑えられ、楽に検査を受けられます
- 検査精度の向上:リラックスした状態で検査を受けられるため、医師も丁寧な観察ができます
- 学会のガイドラインでも推奨:日本消化器内視鏡学会のガイドラインでも、患者さんの満足度向上・検査精度の向上という2つのメリットが認められています
鎮静剤を使った胃カメラの注意点
以下の点にご注意ください。
- 当日の運転は不可:車・バイク・自転車・キックボードの運転はお控えください。必ず公共交通機関でお越しください
- リカバリー時間が必要:検査後はリカバリーベッドで30〜60分ほどお休みいただく必要があります
- 持病・服用薬の確認:持病や服用中のお薬によっては、鎮静剤の使用方法を調整することがあります
- 麻酔が効きにくい方も対応可:以前「麻酔が効きにくい」と言われたことがある方も、複数の薬剤を組み合わせて対応します
鎮静剤なしの選択肢もあります
「鎮静剤を使いたくない」という方には、鼻から細いスコープを挿入する経鼻内視鏡(鼻カメラ)という選択肢もあります。口からのスコープに比べてえずきが少なく、意識を保ったまま検査を受けていただけます。
当院は経鼻内視鏡も保有しています。
ご希望やご体調に合わせてご提案しますので、お気軽にご相談ください。
当院の鎮静剤を使った胃カメラ
当院では、独立したリカバリーベッドと中央集中モニタリングシステムにより、検査中から検査後にかけての安全管理体制を整えています。これは大学病院・基幹病院と同等の水準です。
院長は慈恵医大で19年間、約4万件の内視鏡検査に携わってきた専門医です。鎮静剤の種類と量は、患者さんの年齢・体格・持病・体調をもとに一人ひとり判断しています。
「胃カメラが怖い」「以前つらかった」という方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
安全な環境で、快適な胃カメラを受けていただければと思います。
また、胃カメラの詳しい内容はこちらからご覧ください。
そのほかにも、多くの「よくある問い合わせ」をまとめたページもありますので、ご確認いただければと思います。
当院は、Web予約で、検査当日にお越しいただくだけで検査が受けられます。便利な夕方枠もあります。
新宿エリアで「寝てる間に終わる胃カメラ」をお探しの方は、東新宿駅前こばやし消化器内科にご相談ください。

